限界理系大学生

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【逆転裁判5】よかった・イマイチなところ

*この記事にはネタバレが含まれます。推理ものゲームのふりかえりなので、未プレイの方はブラウザバック推奨です*

 

逆転裁判5をとうとうクリアしました。ラストの真相にはプレイしててびっくりしました!

 

今回はそんな逆転裁判の良かった点とうーん。。。な点を書きたいと思う。

 

良かった点

1.逆転裁判4をなかったことにしないストーリー展開

ナンバリングタイトルなので当然ですが、逆転裁判4の後のストーリーとしてうまくまとまっていると思いました。前作4では、123から大幅にストーリー設定がめちゃくちゃになっていたのですが、今作はその設定を補完できていると思う。

 

ラスボスの正体は正直気づかなかったです。あの刑事が出てこないので今作はそのポジションか~なんておもっていたので...

 

2.オドロキくんの成長

実は4をプレイしたのが10年以上前な僕ですが、(しかもこれがはじめての逆転裁判プレイ)オドロキくんは割と不遇な扱いだった記憶があります。トドメを成歩堂に持っていかれたり。

 

今作では、成歩堂の教えを引き継ぎつつ、安定した弁護をして、独自の路線で真相を追求するキャラとして描かれていて正当進化した感じがうれしかったです。

 

3.3Dモーション・アニメーションの挿入

アニメが冒頭や話の途中で入るようになったのはよかったです。静止画メインのゲームなので、プレイ中に適度な緊張感をもたらしてくれます。

 

また、3Dモーションも個人的にグッドです。たしかにドット絵も雰囲気が出ていていいんですが、3D化したことでダメージモーションが豪華になっていてみてて楽しかったですね(笑)

 

4.システム面

地味なんですけど、証言のページ数を明記してくれたのはボタン連打してつきつけるシーンを飛ばしてしまうせっかちな僕にはありがたかったです。これたぶん検事とかにはなかった気がします。

 

あとはBGMがよかった。いっぱいあったし。

 

イマイチなところ

1.超ヌルゲー

初めて逆転裁判に触れる、という人にはちょうどいい難易度かもしれませんが、本作はナンバリング史上一番簡単だと思います。証拠写真などを渡されたときに矛盾点が浮かび上がってしまうので、弁護側がピンチな状況になっても、正解がわかっていて興ざめすることは多々ありました。

 

また、ヒントめちゃめちゃくれます。過去作ではノーヒントであろう場面についても、ヒントをくれるので、自分である程度まで考えたい自分にとっては困惑することもありました。

 

2.証人たちとか犯行動機とか

本作は癖のある証人が多いです。友達が有罪にされそうなのに、無意味に嘘ついたり、(第三話)真実を話してくれる被告人がいなかったりと、すこし納得できない行動をとる証人がうっとうしく感じました。せめて被告人だけは信じられるような設定にしてほしかった。

 

真犯人の犯行動機も薄い。例えば、賄賂受け取ったのがばれたとか、もっと方法あったと思います。

 

3.ココロスコープ

個人的にココロスコープいらないです。感情を指摘して矛盾を突き付けるというのはやはり強引で、非論理的だと思います。ただ、ラスボス戦での使い方はよかったですが。

 

逆転裁判の面白さは、証拠品と事件を結び付けて考えて矛盾を暴く快感にあると思うので、感情というのはやはり根拠に欠けると思います。というかモニ太という得体のしれない装置の使用を認めている裁判所はオカシイと思います(笑)

 

4.調べるコマンド

今作では調べるコマンドが特定の場面にしか出てこないのが残念。あらかじめ用意されたストーリーをすすめないとできず、また調べる箇所もすべて教えてくれるので「調べさせられている感」がものすごく強いです。ほとんど小説読んでるようなもんです。

もっと自由に調べたかったな~というのが正直なところです。

 

まとめ

この作品の評価は「過去作123ほど出来は良くないが、初心者であったり、4をプレイしたことがあったりするならオススメ」です。

 

総合的にゲームの面白さは10点満点でいうと7点くらいですかね。。。

 

トリックなどは、少し薄味ですが、ぶっ飛んでる証人たちや、キャラの掛け合いなどの「らしさ」はしっかり詰め込まれています。ファンなら必ずプレイしてほしい作品だと思います。

 

 

以上です。ながながとありがとうございます。